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【2025年6月最新】BackWPupのインストールからおすすめ設定をわかりやすく解説

 

BackWPupを使いたいんだけど、インストール方法がわかりません
あと、おすすめの設定があれば教えてほしい!

 

こんな疑問にお答えします。

 

今回はBackWPupについて詳しく知りたいと思っているあなたに、下記の内容をわかりやすく解説していきます。

 

 本記事の内容

  • BackWPupとは
  • BackWPupのインストール方法
  • BackWPupの設定方法

 

この記事を読めば、BackWPupの基本情報から、おすすめの設定がわかる、そんな記事です。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

BackWPupとは

BackWPupとはWordPressのデータをバックアップしてくれるプラグインです。

 

このプラグインをインストールしバックアップの設定しておくと、定期的にサイトのデータを取得してくれます。

 

 バックアップが必要な理由

  • WordPressやプラグインのバージョンアップ時に不具合が発生することがある
  • ハッキング対策

 

WordPressやプラグインのバージョンアップ時に不具合が発生することがある

WordPressやプラグインを定期的にバージョンアップするのはセキュリティ対策として必要ですが、

ごく稀にエラーが発生し管理画面にログインできなくなることもあります。

 

その時にバックアップデータを取得していないと、サイトの運営が続けられなくなる可能性があります。

必ずエラーが発生しないと言い切れないので、定期的にバックアップを取得しておきましょう。

 

 

ハッキング対策

サイトを運営していると、悪意を持ったユーザーが攻撃してくる場合があります。

下記の例は、ほんの一部ですがハッキングにあうとサイト運営に大きな支障が発生します。

 

 ハッキングの被害例

  • ページが改ざんされ、意図しない内容が掲載される
  • WordPress内部のデータが流出し、流出後は内部データの初期化をされる
  • ログイン情報が漏洩し、SNS等の乗っ取りが発生
  • 踏み台にされ、スパムメールを大量送信

 

ハッキングの被害はブログの読者にも被害が発生する可能性があるので、注意しましょう。

また、ハッキングは被害にあうと復旧するのに相当な労力と時間がかかります。

バックアップを取得していると、短時間で簡単に復旧させることができるので、定期的にデータを取得することが大切です。

 

上記以外にも、想定外のトラブルが発生する可能性があるので必ずバックアップは取得しておきましょう。

 

 

BackWPupのインストール方法

WordPressの管理者画面にログインし「プラグイン」→「プラグインを追加」をクリック

 

右上に検索窓が表示されるので、「BackWPup」と入力すると、「BackWPup」のプラグインが表示されるので、「今すぐインストール」をクリックし、プラグインをインストールします。

 

インストールが完了すると、下記のように「有効化」ボタンに変わるので、「有効化」をクリックして「BackWPup」を有効化します。

これでイントールが完了し、「BackWPup」を使用する準備が完了しました。

 

次に自動的にバックアップデータを取得する設定方法を解説していきます!

 

BackWPupの自動バックアップの設定方法

BackWPupで自動的にバックアップデータを取得するには、インストール後に設定をしてあげる必要があります。

 

STEP1 自動バックアップの保存範囲の設定

まずは、自動バックアップの保存範囲を設定してあげます。

「ファイル」と「データベース」にチェックが入っていることを確認し、「Save & Continue」をクリック

 

STEP2 バックアップスケジュールの設定

次にバックアップのスケジュール頻度の設定をします。

Files(ファイル)とDatabase(データベース)のバックアップ頻度を「Monthly(毎月)」から「Daily(毎日)」に変更し、「Save & Continue」をクリック

ポイント

※初期値の「Monthly(毎月)」でも自動バックアップは取得します。
万が一のデータ消失時でも最新の状態で復旧できるよう、投稿頻度に合わせて「Weekly(毎週)」か「Daily(毎日)」に変更しておきましょう。

 

STEP3 保存場所の設定

最後にバックアップデータの保存場所を指定してあげます。

「Website Server(レンタルサーバー)」をクリックします。

すると、右側にポップアップ画面が表示されるので、「保存 & 接続をテスト」をクリック

 

接続テストが完了すると「Website Server」が緑色になり、「Save & Continue」ボタンが押せるようになるので、クリック

 

「Save & Continue」をクリックすると自動的にバックアップが始まります。

下記のように「バックアップを◯秒で作成しました。」と表示されたら成功です。

これで定期バックアップの取得設定が完了し、毎日定期的にデータが保存されます。

 

上記の「閉じる」ボタンをクリックすると、「BackWPup」のトップ画面に移動します。

「Backups History(バックアップの履歴)」に今回保存したデータが表示されたのを確認したら作業は完了です。

 

これで定期バックアップの設定は完了!

安心してブログ運営に専念できるよ!

 

 

ローカルへの保存方法

「BackWPup」のバックアップデータは通常使用しているサーバー内に自動的に保存されています。

次の方法を使えば、ローカルに保存することができるので、必要な方は実行してみましょう。

 

「BackWPup」のトップ画面にある「Backup History(バックアップの履歴)」にバックアップデータがあるので、ローカルに保存したいデータの「︙」をクリックし、「ダウンロード」をクリック

これでローカルにダウンロードができたので、好きな場所に保管しておきましょう。

ポイント

バックアップデータをローカルに保存するには、手動で取得するしかないため注意しましょう。

 

サーバーの乗っ取り被害にあうと、バックアップデータを引き出せない可能性があるので

定期的にローカルに保存するのがおすすめです!

 

 

おすすめ設定

最後に「BackWPup」を使うときのおすすめの設定を紹介していきます。

 

 おすすめ設定

  • バックアップ取得時間の変更
  • エラー発生時のメール送信

 

バックアップ取得時間の変更

デフォルトのバックアップ取得時間は「12:00AM」で深夜12時に取得するよう設定されています。

その時間帯でブログを操作することがある方は、時間の変更をしておきましょう

 

「BackWPup」のトップ画面に表示されている「Files」の「Frequency(頻度)」をクリック→「Start time(開始時間)」をクリックし任意の時間を設定→「設定を保存」をクリック

今回の例だと「03:00」に設定したので深夜3時にバックアップが取得されます。

 

同様に「Database」の設定も行います。

「BackWPup」のトップ画面に表示されている「Database」の「Frequency(頻度)」をクリック→「Start time(開始時間)」をクリックし任意の時間を設定→「設定を保存」をクリック

以上でバックアップ取得時間の変更は完了です

 

 

エラー発生時のメール送信

「BackWPup」は自動で定期的にバックアップを取得してくれますが、エラーが発生することがあります。

すぐに気がつけるように、エラー発生時にメールを送る設定をしておきましょう。

 

「BackWPup」のトップ画面の右上に表示されている「高度な設定」をクリック

 

右側にポップアップが表示されるので「ログ」をクリック

 

「Logs Settings」に移るので、「Log notification」の「ログの送信先メールアドレス」に受信したいメールアドレスを入力。

次に「Email from field(差出人)」にわかりやすい名前を入力

最後に「保存」をクリックして完了です。

ポイント

・『BackWPup(WordPressのバックアップシステム)』としておけば、急にエラー通知でメールが入ったとしても、誰から来たかがすぐにわかります。

・「Send email with log only when errors occur during job execution(ジョブ実行中にエラーが発生した場合にのみログ付きのメールを送信する)」にチェックを入れておくと、エラー発生時のみメールが送られます。

 

これでバックアップを取得した際にエラーが発生したときだけメールが届くようになります。

万が一エラーのメールが届いたら迅速に復旧させ、定期的にバックアップを取れるようにしましょう。

 

 

まとめ

今回は「BackWPup」について紹介してきました。

ぜひ早めにインストールし、サイトのバックアップを定期的に行いましょう。

 

バックアップデータがあれば、サイトに問題が発生した場合でも早急に復旧することができます。

 

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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